・どうして仕事したくないのだろう
・仕事をしたくないと考えるのは甘えなのだろうか
・仕事をしたくない。転職することはできるのか

このような悩みを解決します。「仕事したくない」このような感情は、仕事をしていれば多くの人が抱く感情です。しかし中には慢性的に仕事したくない感情が続くことで、体調を崩してしまうなどのリスクが発生してしまいます。本記事では仕事したくない原因とリスク、対処法に関して紹介していきます。特に仕事したくないと思う現状に関して、どうにかしたいと考えている人は、本記事を参考にしてください。

仕事したくないと思う原因は8つ

まずどうして仕事したくないと感じるのか、その原因を8つ紹介していきます。現在仕事したくないと感じていて、その原因がはっきりしていない人は参考にしてください。

• モチベーション悪化
• 職場の人間関係が悪い
• 病気にかかっている可能性
• やりたくない仕事ばかりやっている
• 労働環境が悪く、心身ともに削られてしまっている
• 給料が上がらない
• 仕事内容への不満
• なんとなく仕事したくない

それぞれ詳しく解説していきます。

モチベーション低下

仕事をしている以上、大半の人がモチベーションが上がらず、仕事に身が入らないなという気持ちになった経験があるのではないでしょうか。モチベーションが低下する理由は、働く理由を失うことや成果が出ていないなど、人それぞれの状況によって変わります。モチベーションは人が行動する原動力になるものなので、ある程度コントロールできる必要があります。そしてモチベーションは、給料や待遇、評価されるといった外部からの刺激によるものから、将来の目的など内部からの刺激によって成り立ちます。しかしこれらの刺激になる要素がないと、モチベーションを上げることは困難です。さらにモチベーションが上がる要素がなく、下がる要素ばかり発生してしまうと、結果的に仕事をしたくないという気持ちになってしまいます。

職場の人間関係が悪い

仕事をしている以上、職場の人間関係を良好に保つことは重要です。会社員として仕事をしている以上、1人で成立する仕事は多くないです。上司や同僚、関連部署との連携によって成り立っています。そのため、職場の人間関係が悪ければ、仕事がうまく進みづらくなり、仕事をすること自体に苦痛を感じてしまいます。さらに上司からのパワハラやセクハラが慢性的に起きている職場であれば、その職場にいること自体が苦痛に感じます。会社員であれば、1日の大半は職場の中で過ごします。苦痛な空間に長時間いるのであれば、そこから逃れたいと感じるのが人間です。その空間が苦痛な環境であれば、いたいとは思わなくなります。そのため、職場の人間関係が悪いと、仕事を辞めたいと思うことに繋がります。

病気にかかっている可能性

仕事では、職場・取引先などとの人間関係、突発的なトラブルなど多くのストレスが発生します。仕事のストレスが蓄積してしまうと、人は知らないうちに体調を崩してしまいます。「みんなのメンタルヘルス/厚生労働省」によると、下記の項目に当てはまっている場合、うつ病の可能性があるとのことです。

• 1日中気分が落ち込んでいる
• 何をしていても楽しめない
• 眠れない、食欲がない
• 慢性的に疲労を感じている

このような状況は一見すると、自分も周囲も気づきづらいものです。しかし放置しておくと仕事したくないという気持ちがより強くなっていきます。

やりたくない仕事ばかりやっている

仕事をしている以上、誰しもやりたくない仕事はあり、我慢が必要な時もあります。そしてやりたくない仕事の中に、やりたい仕事を行って、成果を上げることができるとモチベーションに繋げることも可能です。しかしやりたくない仕事ばかりの状況が続いてしまうと、仕事に対する充実感を得ることが難しくなります。そうすると自分がその仕事をする意味を見出すことができなくなってしまい、結果として仕事したくないと感じるようになります。

労働環境が悪く、心身ともに削られてしまっている

ずっと仕事漬けでも大丈夫という人もいますが、大半の人にとって仕事の合間の休息は重要です。休息を取ることによって、仕事に対するパフォーマンスを上げることも可能です。しかし会社によってはサービス残業や休日出勤が横行していることがあります。休息の時間を十分に取ることができなければ、疲労とストレスが溜まっていきます。疲労とストレスが溜まることで、会社に対する不満が溜まっていき、結果として仕事をしたくないと感じるようになってしまいます。

給料が上がらない

仕事をする上で給料は重要です。どれだけやりがいのある仕事をしていても、給料が満足にもらえなければ、続けることは難しいです。その中で給料がきっかけに仕事をしたくなるように感じるタイミングが人それぞれあります。例えば以下のような場合が該当します。

• 同世代と比較した際に、かなり給料の額に差が開いている
• 子供の成長やライフステージの変化に応じて給料が上がってこない
• ボーナスが全然出ない

このような状況が続くと、給料が上がらないことに不満が溜まっていきます。仕事のモチベーションは、給料を上げることでもあります。そのモチベーションの1つが、叶えられないと仕事をする意味が感じられなくなってしまいます。そのため、給料が上がらないことが仕事をしたくないと感じる原因となります。

仕事内容への不満

仕事内容への不満が、仕事をしたくないと感じる原因に繋がる可能性はあります。例えば、日々ルーティンワークばかりで仕事に張り合いがないことや、飛び込み営業のノルマが厳しいなど、人によって様々不満に思う点はあります。大半の社会人は1日の大半を仕事の時間に使います。仕事内容に不満を抱えたまま長い時間を過ごしていると、それだけで疲労感を感じてしまいます。その状態が慢性的に起こってしまうことにより、仕事をしたくないと感じるようになってしまいます。

なんとなく仕事したくない

これまでに説明した内容とはかわり、「なんとなく仕事したくない」という気持ちになるひともいるのではないでしょうか。特に仕事内容に不満があるわけではない・労働環境も悪くない、しかし仕事したくないという気持ちです。そのようにもやもやした気持ちの状態で仕事をしていると、仕事での疲労感も溜まり、悪影響を及ぼしてしまいます。その場合、仕事をしたくないと感じる原因を早急に明確にすることが重要です。

仕事したくないという気持ちに対する誤解

仕事したくないという気持ちは、大半の社会人が1度は抱いたことがあります。しかし、仕事をしたくないと感じることは甘えなのではといった誤解があるようです。ここでは、仕事をしたくないという気持ちに対する誤解に関して、2つ紹介していきます。

仕事したくないというのは甘えではない

仕事に対する許容度は人それぞれです。ある人によっては甘えとなっても、他の人にとっては深刻な問題となっている場合があります。そもそも仕事に対する拒否反応は体からの助けを求めるサインの可能性もあります。それを無視して、仕事をしたくないというのは甘えだとしてしまうと、本来であればすぐに対処しなくてはいけないことでも、手遅れになってしまうことがあります。そのため、仕事をしたくないというのを甘えと決めるのではなく、原因と改善を考えることが重要です。

仕事したくない＝仕事を辞めたいではない

仕事をしたくないというのは、仕事を辞めたいに繋がるとは限りません。例えば連日の残業・休日出勤が続いた結果、ストレスが溜まり、休息のために仕事をしたくないという場合があります。仕事の相談を受けた側も、すぐに辞めることを提案するのではなく、なぜ仕事をしたくないと思っているのか理解した上でアドバイスすることが重要です。

仕事をしたくない気持ちを放置することのリスク

特に真面目で責任感のある人は、仕事をしたくないと感じていてもその気持ちを押さえてしまいます。しかし仕事をしたくない気持ちを放置し続けることで、リスクが発生するため注意が必要です。ここでは仕事をしたくない気持ちを放置することで、発生するリスクを紹介していきます。

放置すると体調を崩してしまう

仕事をしたくない気持ちを放置することで、体調を崩すリスクがあります。例えば以下の項目に当てはまる場合、注意が必要です。

• 出勤前に涙が出てしまう
• 出勤中に吐き気や頭痛がする
• 倒れたいと思ってしまう

出勤前に涙が出ることや吐き気・頭痛がすることは、通常の体調であれば、起きることはまずありません。そのため上記に当てはまる症状が出ている時は、おかしいと感じる必要があります。そしてその状態を放置してしまえば、より深刻化してしまい、最終的に取り返しのつかないことになってしまいます。そのため仕事をしたくないと感じる時は、その原因を明確にして、原因の改善に着手することが重要です。

自分のキャリアプランに影響が出る

仕事をしたくない状態で仕事をするのと、やる気を持って仕事をするのでは、仕事で得られる成果も変わってきます。仕事をしたくない状態のままだと思うような成果を出すこともできず、自分のキャリアに良くない影響を及ぼしがちです。1日2日の短期的な仕事をしたくない感情は誰しもありますが、1ヶ月2ヶ月続くようであれば、原因と向き合うことが重要です。

仕事をしたくないと感じる時にやってはいけないNGなことは3つ

仕事をしたくないと感じる時にやってはいけないNG行動があります。

• 何も考えず、仕事を辞めてしまう
• 仕事したくない気持ちそのまま無断欠勤してしまう
• 甘えだと感じ、我慢し続けてしまう

これら3つの行動に関して、それぞれ解説していきます。

何も考えず、仕事を辞めてしまう

仕事をしたくないから、その場で会社を辞めてしまうのはNG行動です。原因のわからないまま仕事を辞めてしまうと、次の職場でも同じように仕事をしたくないと思うようになってしまいます。そうしてまた仕事を辞めてしまえば、同じ状態を繰り返すことになってしまい、最悪の場合、仕事につくこともできなくなってしまいます。そうならないためにも、仕事をしたくないと思った段階では一度踏みとどまり、自分がなぜ仕事をしたくないと思っているのか、どうすれば改善することができるのか、原因を明確にして改善することが重要です。

仕事したくない気持ちそのまま無断欠勤してしまう

仕事をしたくないから、その日の仕事を無断欠勤してしまうのは、完全なNG行為です。会社員として仕事している以上、仕事は1人で成り立つものの方が少ないです。あなたが仕事を休むことで他の社員にその分の負担がかかってしまいます。休む理由が病欠や有給取得ではなく、仕事をしたくないから無断欠勤であれば、負担をかけるだけでなく、上司や同僚からの信頼も失うことになります。会社の仕事は信頼で成り立っています。もしあなたが一度でも無断欠勤したのであれば、その社員はどこかで無断欠勤するという印象がついてしまいます。それにより、本来であれば任せてもらえた仕事も任せてもらえなくなります。無断欠勤したことで失った信頼は取り戻すことが難しく、他の社員からの評判も悪くなるため、その後のキャリアプランにも影響がでてしまいます。そのため仕事をしたくないと思っても、無断欠勤することはNGです。

甘えだと感じ、我慢してしまう

仕事をしたくないという気持ちは甘えであるとして、我慢してしまうと、どこかで体調を崩してしまう可能性がでてきてしまいます。一般の人には甘えでも、ある人にとっては深刻な状況であることは十分あります。仕事には人それぞれ許容量があるため、自分の現在の許容量はどのくらいかを知ることは重要です。もし仕事をしたくないという感情があれば、甘えと決めつけるのではなく、一度その原因と改善策に向き合うことが重要です。仕事をしたくないと思う場合には何かしらの仕事したくない改善すべき原因がある可能性が高いためです。その気持ちが身体的なトラブルに繋がるのであれば、即改善することが必要になります。

仕事をしたくないと感じる時の対処法は8つ

仕事をしたくないと感じる原因及びリスクを紹介した上で、対処法を8つ紹介していきます。

• 仕事終わりの楽しみを作る
• 運動して体力をつける
• スキルアップのために勉強をする
• 思い切って休んでみる
• 信頼できる友人・家族に相談してみる
• 職場から近い場所に引っ越しをする
• 生活習慣の見直しを行う
• 転職を検討する

それぞれ自分自身の仕事したくない理由に合わせて参考にしてください。

仕事終わりの楽しみを作る

仕事内容への不満や、やりたくない仕事をやった時には、仕事終わりに自分なりの小さな楽しみを用意しておくと良いです。小さな楽しみも、毎日仕事終わりに外食するといったお金のかかることではなく、できるだけ少額な楽しみにしておくことがおすすめです。例えば、仕事終わりはビールやデザートが待っているという食事系にするか、帰ったらドラマをみるというのを決めておくことで仕事終わりが楽しみになります。毎日同じ楽しみだとマンネリ化してしまうため、週に1回は友人仕事終わりの楽しみがあれば、そのために仕事を頑張ろうという気持ちになります。

運動して体力をつける

なんとなく仕事をしたくない時やモチベーションが上がらない時は、運動して体力をつけることがおすすめです。運動もジムに行ってのトレーニングや自宅でできる簡単なトレーニングなど、自分のライフスタイルに合わせて行うことが重要です。またある程度目的を持つことで、継続して行うことができ、変化を感じた時に新しく自信を持つことができます。運動することで血流もよくなり、リフレッシュした気分になれるため、仕事でのもやもやがある際には、気分も晴れます。

スキルアップのために勉強をする

モチベーションが上がらない時や仕事内容に不満がある、給料が上がらない時にはスキルアップのために勉強することがおすすめです。スキルアップのために勉強することのメリットは2つです。1つ目は自信をつけられることです。「平成28年社会生活基本調査/総務省」によると、日本人の平均勉強時間は1日6分とされています。その中でスキルアップのために勉強していれば、周囲に差をつけられます。そのため勉強することで自信をつけることが可能です。2つ目は勉強したことを仕事で活かせることです。特に現在の仕事に関する勉強をしていれば、それを仕事に活かすことができます。そうすることで成果を上げやすくなり、給料が上がる可能性が高くなります。また仕事でのスキルアップを活かして、より高い給料が得られる会社に転職することも可能です。まずは自分の興味のある分野から勉強を始めていき、習慣がついてきたら必要のある分野に着手することが重要です。

思い切って休んでみる

モチベーションが上がらない、連日の残業や休日出勤で疲労感が溜まっている時は、思い切って休んでみることも1つの手です。仕事を休むことも重要です。ずっと仕事ばかりしていると、疲労感の蓄積や頭の回転の悪化により、新しい仕事のアイディアも出づらくなってしまいます。仕事では特別な要件がないと、休んではいけないことはありません。そのため休むことに、罪悪感を持つ必要はないです。仕事を休んでみることで得られるメリットは2つあります。1つ目はリフレッシュできることです。体力的な回復は適切な睡眠を取ることで可能ですが、精神的な回復はしっかり休みの日を設けることが必要です。仕事を休んでリフレッシュすることでまた新しく仕事に打ち込むことができるようになります。

2つ目は仕事に対する新しいアイディアを捻出することができることです。仕事中は基本的に同じ空間で目の前の仕事に集中するため、新しいアイディアなどは中々浮かんできません。しかし休みを取り、新しい場所に行ってみることや、改めて考えてみることで、新しいアイディアを捻出することに繋げられます。例えば休みの日にたまたま寄った店のサービスを見て、自分の仕事に活かすことができる部分があれば、仕事に戻った際に新しいアイディアとして使うことができます。このように休みは、仕事のパフォーマンスを上げるためにも重要になります。

信頼できる友人・家族に相談してみる

仕事したくない気持ちが晴れずどうしようもない時は、信頼できる友人・家族に相談してみるのも1つの手です。この時に相談する相手は、自分が信頼して打ち明けられる相手です。あなたが相談した際に、「それは甘えてるよ」や「それくらいならみんな同じ」という人だと余計に抱え込むことになってしまいます。あなたの心情や現在の状況を理解した上で、話を聞いてくれ、適切なアドバイスをくれる相手に相談してみることが重要です。

職場から近い場所に引っ越す

例えば、職場から電車で毎日2時間通勤していたとします。そうすると満員電車や電車の遅延問題もあり、日々仕事以外でのストレスが溜まります。その上、2時間通勤時間がかかるということは定時で上がれたとしても、帰宅が20時前後になってしまいます。そうなると、プライベートの時間も思ったように取ることができません。しかし職場から歩いて10分もしくは、自転車で20分圏内にあったとするとどうでしょうか。通勤時間がかかる人よりもストレスの量が少なくなります。そのため、もし仕事内容への不満や疲労感が日々溜まっているのであれば、職場から近い場所に引っ越しをし、ストレス量を少しでも下げることが重要です。

生活習慣の見直しを行う

体調不良を極力避けるためにも、生活習慣の見直しは重要です。生活習慣が乱れることにより、睡眠不足・肥満など多くの健康リスクを抱えてしまいます。特に肥満は、体が重くなるため、体を動かすのに肥満でない人よりも労力が必要です。そうなると余計なストレスを抱えてしまうことになります。例えば仕事が終わったらゲームで夜ふかしをしがちであったり、食事がファーストフードメインになってしまい、栄養バランスを意識した食事が取れていない状況であれば、改善することが重要です。生活習慣の見直しを行うことで、余計なストレスや健康対策を行うのを軽減することができます。まずは食事管理や睡眠時間の確保など、できることから始めていくことで生活習慣の見直しをしていきましょう。

転職を検討する

仕事内容に不満がある・職場環境が悪い・給料が上がらない、このように仕事に行き詰まりを感じるようになるのであれば、転職を検討することも1つの手です。例えば給料が上がらないのは、自分が勤務している業界の給与水準がそもそも低い場合だと、どれだけ成果を出しても上がらない場合があります。しかし給与水準が高い業界の会社に勤めると、初期の段階から高い給料をもらえることもあります。そのため、転職で環境を変えることも重要な選択肢の1つです。また仕事内容への不満・職場環境の悪さは、同じ職場の中では簡単に変えることができません。そのため、現在の環境を変えることが得策です。そのため一部署の問題であれば異動を申請してみることや、会社全体の仕事や職場環境の問題であれば、転職して職場自体を変えることが重要です。

転職エージェントを利用して転職する方法

転職を検討する場合、自身の方向性を確認するためにも、転職エージェントを活用することは1つの手です。ここでは転職エージェントの活用方法を紹介していきます。転職を検討したいけどどうやったら良いのかわからない・転職エージェントの活用方法を知りたいという人は、ぜひ参考にしてください。

志向するキャリアの方向性を正直に伝える

転職エージェントに登録すると、初回の面談があり、あなたの現在の状況と今後の方向性を定めます。正しい方向性で動くためにも、初回の面談では正直にありのままを伝えることが重要です。現在の仕事をしたくないという思いがあれば、それを正直に伝えてください。自分の転職したい理由を偽ることはNGです。もし現在の仕事内容に不満があって仕事をしたくないのに、キャリアアップのためと伝えてしまえば、類似した仕事の会社を紹介されることになってしまいます。このようにアドバイザーが転職活動に関する適切なサポートや提案ができなくなってしまいます。ありのままの状況を伝えることで、アドバイザーから適切なサポートを受けることができます。

初回面談で用意しておくもの

初回面談を円滑に進めるためにも、以下の書類はあらかじめ準備しておくと良いです。

• 履歴書
• 職務経歴書

上記の2点についてはあらかじめ用意しておくと、アドバイザーと面談する際に円滑に方向性などを定めることができます。また時間によっては履歴書や職務経歴書の添削まで行ってもらえる可能性があるため、事前に時間を作って作成しておくことが重要です。

応募予定の企業のことを調査する

面談のヒアリングをもとにアドバイザーから、応募候補の企業情報をもらうことができます。企業情報をもとにどの企業の選考を受けるか選ぶのですが、その際に自分で企業のことを調べておくことも重要です。企業のIR情報(投資家向け広報)や、「Openwork」「転職会議」のような口コミサイトといった公開情報を一通り調べておくことで、企業情報に関する理解を深めることができます。企業の理解を深めることができれば、今の仕事よりも自分にあった仕事を見つけられるかもしれません。

エージェントが開催する会社説明会に参加する

転職エージェントの中には、会社説明会を実施している会社もあります。会社説明会では、企業の業務内容に関する具体的な説明や、選考のポイントなどを説明してもらえます。公開情報だけでは入手できない情報も聞くことができるため、自分が希望する企業の説明会が行われる場合には積極的に参加することが重要です。

履歴書・職務経歴書の添削をしてもらう

履歴書・職務経歴書の質は、転職活動したての人には判断しづらいです。そのため、プロのアドバイザーからの添削を受けて、選考通過率の高い履歴書・職務経歴書を完成させるようにすることが重要です。キャリアアドバイザーは、過去に多くの履歴書や職務経歴書を見てきているため、自分では気づくことができないような改善点を明確に示してくれます。アドバイザーから指摘を受けた部分を修正することで、より完成度の高い書類にすることができます。

面接練習を行い、フィードバックを依頼する

転職活動での面接は重要度が高いです。そのため面接の練習を行うことが重要です。転職エージェントに登録すれば、プロの目線から、希望する企業の選考に通過するために、どこが課題であってどのように改善する必要があるのか、明確にアドバイスしてもらえます。

待遇面の交渉を代行してもらう

転職エージェントに依頼すれば、給料など待遇面の交渉をしてもらうことができます。特に現在の仕事での給料や労働条件などの待遇面に不満を持っている場合には、次の職場で改善するために、極力待遇を良くする交渉は必要です。ただ、自分で企業と交渉するのはなかなか難しいものです。そこで転職エージェントが採用担当者と話し合い、待遇面の交渉をしてもらうことができます。

【最新版】おすすめの転職エージェント

おすすめの転職エージェント（最新版）を整理します。

リクルートエージェント

国内有数の転職エージェントとして知られるリクルートエージェントは、業界トップクラスの求人数を誇ることで知られています。過去45万人以上の転職成功実績をもとに、プロのキャリアアドバイザーが履歴書／職務経歴書などの書類添削や面接対策まで徹底対策してくれます。国内最大級の転職エージェントということもあって、拠点の数も多いので、地方在住の方でも安心して利用することができます。

dodaエージェント

パーソルキャリア（旧：インテリジェンス）が手掛ける「dodaエージェント」は、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」と並んで国内最大級の転職エージェントとして知られています。約10万件の求人情報から求職者の希望にマッチした求人をプロのキャリアアドバイザーが紹介してくれます。「何から始めれば良いかわからない」「自分の強みがわからない」といった悩みがある場合は、登録してみると良いでしょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」の実績とマイナビグループが誇る豊かな求人情報を強みとする転職エージェント。マイナビエージェント経由でしか応募することができない独占求人の数も多いので、一度、登録してみると良いでしょう。

パソナキャリア

パソナキャリアは、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェント。運営は株式会社パソナ（東証一部上場）。オリコン顧客満足度調査第1位に選出されている。求人件数は5万件以上。転職後の年収アップ率は67.1%を誇る。高い専門性を備えた専任の転職エージェントによる転職サポートが魅力。

【最新版】おすすめの転職サイト

おすすめの転職サイト（最新版）を整理します。

リクルートダイレクトスカウト（旧：キャリアカーバー）

リクルートダイレクトスカウト（旧：キャリアカーバー）は、人材業界最大手の株式会社リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト。ハイクラス・エグゼクティブ人材向けに、厳選した優良なヘッドハンターだけがサービスに登録していることが特徴。会員登録完了後はスカウトを待つだけでOK。担当コンサルタントは自分で選ぶことができる。

ビズリーチ

ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダーなどの即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイト。運営元はビジョナル株式会社。高年収の求人が豊富に用意されていることに加えて、優良企業や一流ヘッドハンターからビズリーチを通じてスカウトを受け取ることで、思いもよらない企業やポジションに出会えることが大きな特徴の一つである。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、管理・専門職、ミドル・ハイクラスのための転職エージェント。運営は株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント（東証一部上場）。約800名のプロフェッショナルが転職をサポート。また、国内大手、外資系、海外進出企業などの厳選求人を多数揃えていることが特徴である。

アサイン

アサインは、コンサルティングファームをはじめとして、経営企画や事業開発、営業職などのハイエンド向け転職支援サービスを展開している。運営は株式会社アサイン。確かな実績をもつキャリアアドバイザーと日本初のAIキャリアシミュレーション「VIEW」で求職者のキャリアを徹底サポートしてくれる。特に20代～30代のハイエンド転職に強い。

AMBI

AMBIは、株式会社エンジャパンが運営する若手ハイクラス人材向けの転職サイト。年収500万円以上の案件が多数。職務経歴書を元にした三段階評価によって、選考通過の可能性がわかることが大きな特徴。登録しておけば職務経歴書を見た企業やヘッドハンターからスカウトを受け取ることができる。

最後に

仕事したくない理由には、モチベーション悪化や仕事内容への不満など、人それぞれの理由があり、対処することが重要です。仕事をしたくないという気持ちは甘えではなく、放置すると体調不良やキャリアへの悪影響など、リスクが発生してしまいます。そのため、放置するのではなく、定期的に休息を取ることや、スキルアップの勉強・転職をすることで、対処することが重要です。転職をするには転職エージェントを活用することが得策です。本記事を参考に仕事をしたくない状況を改善することに繋げていただけたら幸いです。

Photo by Headway on Unsplash