39歳の転職では、業界の知識や実績、管理職スキルや人脈など様々な条件が求められます。年齢が上がるごとに転職難易度が上がる中、「39歳でも希望の企業に転職できるのか」と不安になる方もいらっしゃると思います。この記事では、
- 39歳でも転職できるのか
- 39歳の転職で求められること
- 39歳の転職を成功させるポイント
について解説します。39歳の転職は要求される水準が高く、20〜30代前半よりもハードルが高いです。しかし、成功のポイントを押さえれば、決して不可能ではありません。本記事を読んで、希望の企業へ転職するための土台となる知識を身に付けましょう。また、39歳転職を目指す上でおすすめの転職サイト【リクルートエージェント】【dodaエージェント】【JACリクルートメント】等を紹介していきます。
【39歳転職】おすすめの転職エージェント
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39歳の転職にまつわるデータ
転職と言えば20〜30代前半のイメージがあります。実際、20代向けの求人が最も多いのですが、果たして39歳でも転職できるのでしょうか。ここからは実際の転職市場でのデータをもとに、39歳の転職を解説していきます。
39歳の転職状況
こちらは厚生労働省による転職率の調査で、転職者約4,692万人を年齢・性別で分類しています。
出典:「令和2年雇用動向調査結果 年齢階級別転職入職率(厚生労働省) 」
- 35~39歳の転職者の合計:約754万人
- 35~39歳男性の割合:7.6%
- 35~39歳女性(パート除く)の割合:8.5%
- 35~39歳男性の人数:約356万人
- 35~39歳女性(パート除く)の人数:約398万人
30~34歳の転職率と比較すると、男性は3.5ポイント低く、女性は0.6ポイント高い結果です。男性は30代後半になると一気に転職率が下がります。30代後半で大きく転職率を下げたあと、以降も1ポイントずつ下降していく状態です。できるだけ若い年齢の時に転職するに越したことはないので、39歳で転職を考えているなら今すぐ行動したほうがよいでしょう。一方で女性は、20代後半から30代前半にかけて大きく4.3ポイント下降しますが、それ以降はほぼ横ばいです。結婚・出産といったライフプランの変化に影響されやすいですが、転職率は比較的安定しており、30~59歳までは男性よりも転職率が高い状態が続きます。35~39歳の転職者は男女合計で約754万人おり、他の年代に比べると状況は厳しいですが完全に諦める必要はありません。ただし、男性は正社員と非正規雇用を合わせて計算しているので、理想の転職を目指すと数字以上に難易度が高いです。
39歳が転職する理由
35~39歳の転職理由について、割合が多い順にまとめました。
出典:「令和2年雇用動向調査結果 年齢階級別転職入職率(厚生労働省) 」
35~39歳の転職理由で多いものは、以下のとおりです。
【男性】
- 会社の将来が不安だった(12.8%)
- 労働時間・休日等の労働条件が悪かった(10.0%)
- 給料等収入が少なかった(9.7%)
【女性】
- 職場の人間関係が好ましくなかった(13.0%)
- 定年・契約期間の満了(10.9%)
- 給料等収入が少なかった(10.2%)
男性は会社の将来や現在の待遇に不安・不満を抱いている人が多いです。「会社の将来が不安だった」の割合が12.8%あり、このパーセンテージは全世代でもトップになります。39歳といえば役職や部下を持ち、それなりのポストを与えられている年齢ですが、まだ定年まで20年以上は働かねばなりません。変化が激しい時代の中で、斜陽産業や成長が見込めない会社に居続けるのはリスクがあります。これが50歳なら定年まで逃げ切りを狙えるかもしれませんが、39歳では不安です。終身雇用や定年制度は崩壊を迎えており、いつまでも会社に残れるという安心感はありません。こうした将来を考えた時、39歳は転職するか現在の会社に残り続けるか迷ってしまう年齢です。転職市場では不利でも、時間がないので行動するなら早いに越したことはありません。女性の特徴としては、「職場の人間関係が好ましくなかった」という理由で転職する人が約13.0%と、他の世代と同様に大きなウエイトを占めています。「定年・契約期間の満了」の割合も多く、派遣・契約社員が多いことがうかがえます。女性の場合、30代以降はおおむね7%台をキープしており、男性よりも転職率は高いです。女性は家庭や子育ての役割を大きく担う傾向にあるので、正社員以外の選択をする人が多いと見られます。契約社員や派遣社員なら、それなりの経験やキャリアがあれば採用されやすいです。そのため、必ずしも正社員にこだわらなくてもいい男性と比べ、転職率が高くなると思われます。
39歳の転職後の給料
30代後半で転職した場合、気になるのは転職後の給料です。転職できても待遇が悪ければ意味がありません。ここからは、転職後の給料の変化を見ていきます。
出典:「令和2年雇用動向調査結果 年齢階級別転職入職率(厚生労働省) 」
35~39歳の給料の変化は以下のとおりです。
- 1割以上の増加:25.7%
- 1割未満の増加:11.7%
- 変わらない:27.2%
- 1割未満の減少:6.4%
- 1割以上の減少:27.3%
- 増加-減少:3.7ポイント
39歳の転職では給料アップにあまり期待できません。他の世代と比較しても「1割以上の減少」の割合が高く、好待遇の企業に転職するのはハードルが高いです。一方、40~44歳では「増加-減少」が10.6ポイントもあり、全世代で2番目に全体的に給料がアップしている結果に。40代の転職はキャリアアップのための転職であり、管理職としてのスキルや実績が評価されます。そのため、40代で転職できる人材は他社でも通用する経歴を持っている場合が多く、好待遇で迎えられます。39歳の転職でも、現場の従業員としての労働力をアピールするより、管理職としての経験や実績を示したほうがよいでしょう。もし転職して今よりも待遇を改善したいのなら、管理職を募集している企業を選ぶことをおすすめします。
39歳で転職するメリット
39歳の転職は若い世代と比べるとだいぶ不利ですが、社会人経験の長さゆえのメリットもあります。ここからは、39歳で転職するメリットについて解説します。
転職の武器になるスキルがある
20代の転職では若さやポテンシャルが評価される一方で、経験年数が少ないため実績には乏しい傾向があります。一方で39歳は業界の知見に富んでおり、重要なプロジェクトの参加や管理職としての実績など、年数を重ねなければできない経験を積んでいます。人材が豊富な会社なら管理職候補として長期にわたって育成できますが、人手不足の業界や人材の流動が活発な業界では難しいです。そのため、中途採用で管理職経験の豊富な人材を求めています。管理職である以上役職が与えられるため、採用側は相応の待遇を用意しています。これまで築き上げてきたキャリアを活かすことで、39歳でも給料アップが可能です。20代の転職では、思い切って成長している業界や大企業を狙うことで大幅な給料アップが狙えます。一方で39歳の転職では、これまで培ってきた経験や技術をベースとした堅実な転職がおすすめです。未経験の異業種に採用してもらえる年齢ではありませんが、その代わり20代にはない武器があります。求人では若い人材ばかりではなく、管理職経験のある人材も求められています。自分に適したフィールドを選ぶことで、年齢による不利を帳消しにすることも可能です。
経営層に近づける
39歳の転職は基本的に管理職採用です。マネジメントを経験し、のちのち経営層として会社の中核を担っていく存在になります。叩き上げで出世していくよりも、中途採用で経営層ルートに組み込まれた方が、難易度が低い場合もあります。会社によっては上の世代が詰まっており、能力があってもポストが空かず出世できないことがあります。それを考えたら、自分の経験を買ってくれる企業に転職し、しかるべきポジションで能力を発揮するほうがよいです。39歳の転職では基本的に未知の世界に飛び込むことはなく、今までの経験の裏付けから方向性を決めていきます。地に足の着いた転職活動ができるので、将来性のあるポジションを目指せる企業を冷静に見極めることも可能です。もし今の会社での役職や仕事内容に物足りなさがあったら、より経営層に近づける転職は魅力的です。ハイクラス用の転職サイトもあるので、登録して自分の市場価値を客観視することをおすすめします。
30代のくくりで転職できる
男性の転職率は年齢を重ねるごとに落ち込んでいきます。基本的には若い転職者ほど優遇されるので、転職を考えたらすぐに行動したほうがよいです。特に39歳と40歳では、たった1歳違いでも印象が違います。表には出さなくても企業ごとに年齢のボーダーラインが設定されている可能性は高く、20代、30代といった大まかなくくりで選考されます。もちろん、年齢はあくまで指標に過ぎません。大切なのは年齢に見合った実績であり、年齢はあくまで付随的なものです。しかし他に自分より若いライバルの転職者がいることを考えたとき、数字の印象は相対的に強くなってしまいます。39歳といえどもギリギリ30代です。この年齢層は1年や2年の遅れが響くので、39歳の段階で転職を思い立てたなら、すぐに活動を始めましょう。
39歳で転職するデメリット
39歳の転職では、年齢や競争率の高さがデメリットになります。ここからは39歳で転職するデメリットについて詳しく解説します。
年齢制限が厳しい
いくら経験豊富とはいえ、やはり39歳の転職は年齢的に不利です。表立っての年齢制限は禁止されていますが、「長期の人材育成のため」という理由で対象年齢を設定することは許されています。これが体のいい足切りラインになっていることもあり、いくら実績があっても転職先はある程度制限されます。そのため39歳の転職では、管理職採用への申し込みが基本です。管理職採用なら年齢制限もゆるくなり、年齢よりも実績を評価してもらいやすくなります。競合は自分よりも若い30代になりますが、経歴次第では逆転も可能です。転職にあたって年齢制限は厳しい障壁になりますが、その分選択肢が絞れます。納得できる求人が見つかるまで時間がかかるかもしれませんが、そもそも向いていない企業には採用されにくいので、ミスマッチの可能性は低いです。いずれにせよ転職をためらっている時間はないので、転職エージェントなどに相談し、該当案件がないか探ってみましょう。
年収が下がる可能性がある
厚生労働省の調査では、転職した35~39歳の給料は以下のように変化しています。
- 1割以上の増加:25.7%
- 1割未満の増加:11.7%
- 変わらない:27.2%
- 1割未満の減少:6.4%
- 1割以上の減少:27.3%
- 増加-減少:3.7ポイント
給料の増加率は他の世代と比べて低く、約37.7%も給料が下がっています。転職しても必ずしも給料がアップするわけではないことは覚えておきましょう。しかし転職成功の定義は人によって異なります。
- 残業時間が減った
- 希望の業界に転職できた
- 管理職スキルを活かせるようになった
- 人間関係が改善された
- 福利厚生が充実している
- 休日が増えた
転職には様々な目的や理由があり、時には給料を犠牲にしてでも改善したいものがあるでしょう。むしろ目先の給料につられてしまい、ミスマッチを起こしてしまう方が怖いです。転職において年収は大切な要素のひとつですが、その他の理由や目的も明確にしておきましょう。転職の軸を決めておくことで、効率的に企業を選ぶことができ、不幸なミスマッチをなくせます。
同年代のレベルが高い
転職が当たり前の時代になりましたが、30代後半の転職は積極的には行われません。その主な理由は以下のとおりです。
- 転職できるほどのスキルがない
- 慣れた環境から抜け出すのが不安
- 家族も転職リスクを負うことになる
自由度が高く市場からも評価されやすい20代なら挑戦のハードルも高くないですが、30代ならそうはいきません。相応の経歴がなければ転職は難しく、家族がいるのにリスクを背負って転職するのはとても不安です。だからこそ30代後半で転職を考える人は、キャリアに自信がある人か覚悟が決まっている人になります。39歳で転職する際は、そうしたレベルの高い同年代と争わねばなりません。しかも30代というくくりの中では自分が最年長になるので、常に年齢のハンディキャップは付きまといます。希望の求人が見つかったとしても、次は強力なライバルとの争いが待っています。
家族も考慮しなければならない
39歳なら配偶者や子供がいてもおかしくない年齢です。独身なら自分の生活だけ考えていればよいですが、家族がいるとそうはいきません。転職によって、
- 給料
- 休日
- 残業時間
- 勤務地
- 福利厚生
など様々な環境が変化します。自分の都合だけでなく家族とも条件を話し合う必要があり、少ない選択肢がさらに少なくなってしまう可能性もあります、あるいは環境面は今までどおりでも、転職後にギャップが見つかってしまったら致命的です。再転職しようにも経歴に傷がついてしまうので身動きが取れず、向かない仕事を続けるか、無理やり転職するかの二択になります。転職するにしても条件を妥協する可能性が高くなるので、家族に負担をかけてしまいます。こうした様々なリスクを考えると、家族持ちの転職は慎重にならざるをえません。
転職で採用されやすい39歳の特徴
今まで39歳の転職のメリットとデメリットを紹介してきました。ここまでの情報を整理し、採用されやすい39歳の特徴を解説します。
管理職の経験がある
39歳の転職では、基本的に管理職採用を狙っていきます。そのため、職務経歴書に記載できるマネジメントの経験が必須です。マネジメントにあたって、業務面で部下に指示を出したりフォローに入ったりする必要があります。管理職のスキルだけでなく、業務面においても能力を発揮できなければなりません。これらを考慮すると、経験のある業界か業種で、かつ管理職を求めている企業が転職先候補になります。また、中途採用を考えている企業は改革を目指していることもあります。外部から人材を補充することで、凝り固まった社風に新たな風を吹かせるのが目的です。そうした企業とのマッチングを考えるなら、経営者目線もあるとよいです。社風に染まっていないクリアな視点で、「自分ならどのような方針で経営するか」を考えられれば、面接でも評価されます。
キャリアプランと企業の描くビジョンがマッチしている
採用側にとって、39歳はリスクのある人材です。経歴が十分で、新しい環境に順応できるかも見極めなければなりません。そこで転職希望者のキャリアプランを聞くことで、会社の方向性とミスマッチがないかを見極められます。同時に業界研究の深さや堅実さ・誠実さも推し量れるので、キャリアプランの質問は頻出です。
- 5(10)年後のキャリアビジョン
- 転職先の企業で成し遂げたい目標
- 業界の未来予測と自分のキャリア
こうした質問に答えられるように、転職の軸や将来についても深掘りしておきましょう。転職理由とキャリアプラン、業界研究に整合性がとれなければ、採用側も不信感を抱いてしまいます。39歳の転職では書類選考で落とされるのは当たり前ですが、1社1社丁寧にリサーチをしていきましょう。
転職回数が少ない
39歳の中途採用で心配なのは、新しい環境に馴染めず、前の会社でのやり方を変えられないことです。社会人経験自体が少ない第二新卒や20代ならその心配はあまりないですが、39歳では従来のやり方や慣習に固執してしまう可能性が高いです。転職回数が多い経歴だと、「新しい環境に馴染めない人材」と見られてしまいます。せっかく採用したのにすぐ辞められてしまっては、ただの損失です。あるいは前の会社でのやり方を押し付けるようでは、周囲とも調和できません。特に管理職採用したのに協調性が足りないのは問題です。コミュニケーション能力や臨機応変さがなければ、管理職は勤められません。ベストは過去に1~2回転職しており、いずれも数年の勤務年数と実績がある状態です。転職を経験しているので新しい環境でも馴染めるだろうという印象があり、採用担当者の不安を軽減できます。ひとつの会社に勤め続けてきたのも悪くはありませんが、柔軟性があるかが不安です。その際は面接官に、環境の変化に対応できることをアピールしましょう。
転職で苦戦する39歳の特徴
ここからは転職で採用されにくい39歳の特徴を解説します。当てはまると難易度が跳ね上がるので要注意です。
完全未経験
管理職採用といえども、マネジメントスキルだけでは採用されません。業界経験がなければ勝手が分からず、部下のフォローにまで手が回らないからです。自分でも即戦力としてフロントに立てるくらいのスキルがなければ、緊急時の対応もできません。希望の業界だとしても、完全未経験での転職は非常に困難です。完全未経験で転職できるのは20代までで、39歳の転職では実績が重要です。まずはこれまでの経験や実績を整理し、そこから希望の企業を決めましょう。
転職回数が多い
先ほども述べましたが、転職回数が多いと採用側に不信感を抱かれます。いくら能力が高くても、自社の環境に馴染んで力を発揮してもらわねば意味がありません。納得できる理由で1~2回転職している程度なら問題ありませんが、それ以上の回数だと難しいです。もしそれでも転職したいのなら、採用側を納得させられる理由か、それを上回るメリットを提示しましょう。39歳の転職は年齢的に不利です。そのため、少しのマイナスポイントが大きく響いてしまいます。できるだけ自分の不利な点が目立たないか、有利な点をとことんアピールできる会社を選びましょう。
新しい環境に対応できない
もし39歳で1社しか経験がなければ、新卒から17年間同じ会社に勤めていることになります。十数年同じ会社に勤めていれば、どうしても社風に染まってしまうでしょう。もし今の会社でうまくいっていたとしても、本人の力ではなくその会社の仕組みや人間関係があったからかもしれません。明確な実績がなければ、採用担者を納得させるのは難しいです。社内の新規プロジェクトなど、自ら新しい環境を作り出したような実績があればアピールしましょう。
逃げの転職をしている
39歳の転職では、業務経験だけでなく管理職スキルも必要になります。同年代のレベルも高く、自分より若いライバルに対して優位に立たなくてはなりません。そうした状況で、「とにかく今の会社から逃げたい」というような理由での転職は困難です。転職を考えるきっかけがそうだとしても、採用担当が納得できる志望動機と実績は用意しなければなりません。20代なら採用後に育成する前提で「伸びしろ」を重視しますが、39歳ではむしろ同僚をリードできるリーダーシップが必要です。ある程度完成形が求められるので、スキルや実績がない状態での逃げの転職では成功しません。
39歳の転職を成功させるポイント
ここまで39歳で転職する場合のメリット・デメリットを紹介してきました。これらをまとめて、39歳の転職を成功させるポイントを解説します。
転職の目的と経歴を整理する
本格的に転職活動を始める前に、以下の点を整理しましょう
- 転職する目的
- 今の会社を辞めるべき根拠
- 将来のキャリアプラン
- 志望する企業の情報
- 絶対に外せない条件
- これまでの経歴
- 自分の長所・短所
- 第三者からの意見
転職理由や活かせるスキルを整理し、転職の軸を明確にしましょう。39歳の転職は年齢的に不利なので、いかに自分が志望する企業に貢献できるかをアピールしましょう。言い換えれば、志望する企業に対してアピールできるスキルや志望動機が浮かばなければ、その転職はうまくいかない可能性が高いです。年齢の問題やライバルのレベルが高いこともあり、明確なアピールポイントが必要になります。自分だけで自己分析を進めるのが難しいなら、転職エージェントを利用するのもおすすめです。転職エージェントは何人もの転職希望者を見てきたプロなので、客観的に自分の市場価値を分析してくれます。自分の感覚だけでは、能力を高く見積もっていたり、必要なスキルや実績が何なのかが分からなかったりします。こちらの条件を聞いたうえでマッチする企業を紹介してくれるので、新たな視点も取り入れられます。転職の軸を明確にしなければ、企業の選定が難航したり、ミスマッチの原因になったりします。書類選考や面接でも役に立つので、時間をかけて整理していきましょう。
マネジメントスキルをアピールする
39歳の転職では、基本的に管理職採用の求人に応募します。業務面の実績も大切ですが、重視されるのはマネジメントスキルです。そのため、書類選考や面接では管理職としての経験をアピールしましょう。チームの管理やマニュアル整理、部下の育成などの具体的なエピソードがあるとよいです。転職先では、新しい環境でマネジメント業務をしていくことになります。実際にやってみなければ分からない部分は多いですが、採用担当者がイメージしやすいようなエピソードや実績があると、相手を安心させられます。「部下に接する時に気をつけていることは?」といった深掘りした質問も飛んでくるので、マネジメントに関することはよく整理しておきましょう。
長期の転職活動も覚悟しておく
39歳の転職活動では、書類選考で落とされるのは当たりです。年齢を重ねている分、企業が求める水準も高くなってしまいます。よほどマッチした人材でなければ採用されない、というくらいに考えたほうがよいでしょう。そのため転職活動は自然と長期戦になります。もちろん年齢の問題もあるため、早く転職を決めるに越したことはありません。しかし求人数が少ないうえに競争も激しいため、簡単にはいきません。3ヶ月程度で転職を決めるのが理想ですが、半年や1年かかるケースもあります。長期の転職活動は負担になるため、転職エージェントを利用するとよいでしょう。企業選びや面接の日程調整といった事務的な作業も代行してくれるので、時間や労力を節約できます。
家族とも転職活動について話し合う
39歳と20代で大きく異なるのは家族の存在です。39歳なら配偶者や小学生の子供がいる年齢で、自分だけの都合で転職するわけにもいきません。働くのは本人ですが、少なからず共に生活をする家族も影響を受けます。自分の都合ばかり優先すると、転職後に家庭内のトラブルが発生するかもしれません。実際の面接でも、「転職について家族は何と言っているか」という質問をされることもあります。そうした質問を通して計画性や誠実性を見られるため、面接対策という意味でも家族との話し合いは必要です。家族と話し合うときは、
- 給料
- 休日
- 残業時間
- 勤務地
- 福利厚生
などの条件や、「なぜ転職する必要があるのか」という根本的な話もしましょう。転職を考え始めた時に相談すれば、会話を通して転職の軸を決めるのにも役立ちます。
転職エージェントを活用する
転職活動は自力でもできますが、転職エージェントを活用することをおすすめします。最後に、転職エージェントを利用するメリットについて解説します。
転職のプロからアドバイスをもらえる
転職エージェントは何人もの転職者を採用までサポートしてきたプロです。転職市場にも精通しているため、本人が考えるよりも正確な市場価値や適性を分析できます。転職に関する情報はネットや書籍でも調べられますが、誰にでも当てはまる基本的な情報だったり、逆に個人差が大きく再現性のないアドバイスだったりします。パーソナルな自分専用のアドバイスをもらえるという点で、転職エージェントに勝るものはありません。無料の転職エージェントも多いので、本格的に転職活動を始める気がなくても、アドバイスをもらう目的で登録するのもおすすめです。
職務経歴書や面接の対策
転職で苦戦する職務経歴書や面接も、転職エージェントの担当者から逐一アドバイスをもらえます。自分で対策するより、抜け漏れなく万全の状態で準備を進められます。特に39歳の転職は球数が少ないため、一つひとつの選考がとても大切です。条件の合う会社を見つけること自体が難しいので、失敗から学んでいる余裕はありません。転ばぬ先の杖として転職エージェントを頼り、効率よく転職活動を進めるのが成功のポイントです。
無料で利用できる
多くの転職エージェントは無料で利用できます。転職エージェントは掲載している企業から報酬を受け取る仕組みなので、利用者は費用を負担しなくてよいです。複数の転職エージェントに登録したり、自分の市場価値を知るためにお試しで登録したりと、無料なので気兼ねなくできます。無料ではあるものの担当者の質は高く、採用までトータルサポ―ト。場合によっては非公開求人を案内してくれることもあるので、登録する価値はあります。オンライン面談もできるので、テレワーク中でも空いた時間にアドバイスをもらえます。
39歳転職を目指す上でおすすめの転職エージェント
39歳転職を目指す上でおすすめの転職エージェントを整理します。
リクルートエージェント
国内有数の転職エージェントとして知られるリクルートエージェントは、業界トップクラスの求人数を誇ることで知られています。過去45万人以上の転職成功実績をもとに、プロのキャリアアドバイザーが履歴書/職務経歴書などの書類添削や面接対策まで徹底対策してくれます。国内最大級の転職エージェントということもあって、拠点の数も多いので、地方在住の方でも安心して利用することができます。
求人数 | 約320,000件 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
対応地域 | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・東京・千葉・神奈川・埼玉・山梨・茨城・群馬・栃木・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・海外 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
登録は完全無料
dodaエージェント
パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が手掛ける「dodaエージェント」は、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」と並んで国内最大級の転職エージェントとして知られています。約10万件の求人情報から求職者の希望にマッチした求人をプロのキャリアアドバイザーが紹介してくれます。「何から始めれば良いかわからない」「自分の強みがわからない」といった悩みがある場合は、登録してみると良いでしょう。
求人数 | 約100,000件 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
対応地域 | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・東京・千葉・神奈川・埼玉・山梨・茨城・群馬・栃木・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・海外 |
公式サイト | https://doda.jp/consultant/ |
登録は完全無料
マイナビエージェント
マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」の実績とマイナビグループが誇る豊かな求人情報を強みとする転職エージェント。マイナビエージェント経由でしか応募することができない独占求人の数も多いので、一度、登録してみると良いでしょう。
求人数 | 約60,000件 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
対応地域 | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・東京・千葉・神奈川・埼玉・山梨・茨城・群馬・栃木・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・海外 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
登録は完全無料
パソナキャリア
パソナキャリアは、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェント。運営は株式会社パソナ(東証一部上場)。オリコン顧客満足度調査第1位に選出されている。求人件数は5万件以上。転職後の年収アップ率は67.1%を誇る。高い専門性を備えた専任の転職エージェントによる転職サポートが魅力。
求人数 | 約37,000件 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
対応地域 | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・東京・千葉・神奈川・埼玉・山梨・茨城・群馬・栃木・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・海外 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
登録は完全無料
39歳転職を目指す上でおすすめの転職サイト
39歳転職を目指す上でおすすめの転職サイトを整理します。
リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)
リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)は、人材業界最大手の株式会社リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト。ハイクラス・エグゼクティブ人材向けに、厳選した優良なヘッドハンターだけがサービスに登録していることが特徴。会員登録完了後はスカウトを待つだけでOK。担当コンサルタントは自分で選ぶことができる。
求人数 | 約75,000件 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
対応地域 | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・東京・千葉・神奈川・埼玉・山梨・茨城・群馬・栃木・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・海外 |
公式サイト | https://careercarver.jp/ |
登録は完全無料
ビズリーチ
ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダーなどの即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイト。運営元はビジョナル株式会社。高年収の求人が豊富に用意されていることに加えて、優良企業や一流ヘッドハンターからビズリーチを通じてスカウトを受け取ることで、思いもよらない企業やポジションに出会えることが大きな特徴の一つである。
求人数 | 約147,000件 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
対応地域 | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・東京・千葉・神奈川・埼玉・山梨・茨城・群馬・栃木・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・海外 |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
登録は完全無料
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、管理・専門職、ミドル・ハイクラスのための転職エージェント。運営は株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント(東証一部上場)。約800名のプロフェッショナルが転職をサポート。また、国内大手、外資系、海外進出企業などの厳選求人を多数揃えていることが特徴である。
求人数 | 約11,000件 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
対応地域 | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・東京・千葉・神奈川・埼玉・山梨・茨城・群馬・栃木・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・海外 |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
登録は完全無料
アサイン
アサインは、コンサルティングファームをはじめとして、経営企画や事業開発、営業職などのハイエンド向け転職支援サービスを展開している。運営は株式会社アサイン。確かな実績をもつキャリアアドバイザーと日本初のAIキャリアシミュレーション「VIEW」で求職者のキャリアを徹底サポートしてくれる。特に20代~30代のハイエンド転職に強い。
求人数 | 非公開 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
対応地域 | 東京 |
公式サイト | https://assign-inc.com/ |
登録は完全無料
AMBI
AMBIは、株式会社エンジャパンが運営する若手ハイクラス人材向けの転職サイト。年収500万円以上の案件が多数。職務経歴書を元にした三段階評価によって、選考通過の可能性がわかることが大きな特徴。登録しておけば職務経歴書を見た企業やヘッドハンターからスカウトを受け取ることができる。
求人数 | 約70,000件 |
求人の質 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
サポート体制 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
総合評価 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
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39歳転職に関するQ&A
39歳転職に関するQ&Aを整理します。
39歳転職で自分の強みをアピールする方法は?
39歳転職で自分の強みをアピールする方法としては、マネジメント経験をアピールするか専門性をアピールするかに大きく分けられます。マネジメント経験で勝負する場合は、これまでにチームを率いて成果を出したことをアピールすると良いでしょう。専門性で勝負する場合は、自分が差別化されたスキルや経験を持っていて、それを活用して組織に大きく貢献できることを示すと良いでしょう。
39歳で初めての転職は遅い?
39歳転職は一般に遅いと言われる傾向にありますが、39歳で転職に成功した人も最近では増えています。年齢を理由に諦めず、積極的にチャレンジすることをおすすめします。
39歳転職は資格なし・スキルなしでも大丈夫?
39歳で資格なし・スキルなしでも転職に成功している人は数多くいます。これまでに培ってきたスキルや経験に加えて、運やタイミングも重要です。諦めずに対策をすることを心がけましょう。転職エージェントに相談しつつ、色々な会社の面接を受けてみることをおすすめします。
39歳から未経験の仕事を新たに始める場合の注意点は?
39歳未経験でも転職は可能です。ただ、かなり狭き門となります。まずは自分が経験したことのある業界や職種の仕事を探しましょう。
39歳転職に失敗する人の特徴は?
よくあるケースとしては、自己評価と市場価値が乖離してしまっており、年収水準が折り合わず、内定に到達しないパターンです。39歳転職では、ある程度の年収ダウンのついては受け入れざるをえないことも理解しておく必要があるでしょう。
39歳フリーターで正社員転職は可能?
39歳フリーターからでも正社員になれるチャンスはあります。サポートステーションやジョブカフェに加えて、転職サービスを利用してみると良いでしょう。
※ サポートステーション:仕事を始めるにあたり必要となるスキルや知識の習得をサポートしてくれるサービス
※ ジョブカフェ:都道府県が主体的に設置する、若者の就職支援をワンストップで行う施設
39歳から公務員転職は目指せる?
一般的に公務員試験には年齢制限が設けられていますが、最近では、職歴がなくても30歳以上でも受験できる試験が非常に増えてきており、公務員を目指すチャンスが広がっています。また、民間企業等で経験がある場合は経験者採用枠もありますので、検討してみると良いでしょう。
39歳で異業種転職は可能?
39歳で異業種転職に成功するケースもないわけではないですが、異業種転職が成功しやすいのは30代前半までです。39歳で転職する場合は、すでに自分が持っているスキルや経験を生かすことを第一に考えましょう。
39歳女性でも転職できる?
十分に可能性はあります。ただ、子育てだったり、女性特有の悩みもあると思いますので、必要に応じて、女性特化型の転職エージェントを利用すると良いでしょう。
39歳子持ちで転職は可能?
39歳子持ちで転職する場合、働き方に制約のない人材との競争になるので、普通に転職活動を行うと上手くいかない場合が多いです。プロのキャリアアドバイザーにアドバイスを貰いつつ、正社員転職がしやすい業界や職種を選ぶことで、39歳子持ちでも転職できる可能性が高まります。
39歳で仕事がない場合はどうしたら良い?
契約社員からで良いので、なんとかして仕事を見つけるべく行動を開始しましょう。契約社員でも実力が認められれば、契約社員から正社員にステップアップできる場合もあります。
アラフォー転職は厳しい?
アラフォー世代の転職は厳しいというのが通説ですが、やり方次第でいくらでも転職先は見つけることができます。必要に応じて、転職エージェントに相談すると良いでしょう。
39歳で大手企業への転職は可能?
十分に可能です。大手企業にチャレンジしてみたい旨を転職エージェントに伝えましょう。
最後に
この記事では、「39歳の転職を成功させるポイントと注意点」について解説してきました。最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう。
- 転職の目的と経歴を整理する
- マネジメントスキルをアピールする
- 長期の転職活動も覚悟しておく
- 家族とも転職活動について話し合う
- 転職エージェントを活用する
39歳の転職は年齢的に不利ですが、マネジメント経験があれば管理職として採用されることも可能です。経歴を洗い出し、自分に合った企業を探しましょう。
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