2020年7月14日、英語コーチングサービスを提供するプログリットの主催により、「プログリット代表が語る オンライン特別セミナー」が開催された。本稿では、英語力向上を通じたキャリアアップを目指すビジネスパーソン向けに、セミナー内で紹介された「ビジネスパーソンにとって効果的な英語学習方法」「累計7,000名以上を支援してきたプログリットのメソッド」「Q&Aセッション」等を一部抜粋した形でご紹介する(以下、敬称略)。
[スピーカー プロフィール]
岡田 祥吾(おかだ しょうご)
株式会社プログリット 代表取締役社長。1991年2月6日大阪生まれ、29歳。大阪大学工学部で機械学習に関しての研究を行う。卒業後、新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。日本企業の海外進出、 海外企業の日本市場戦略立案等、数々のプロジェクトに従事。同社を退社後、2016年9月6日に英語コーチング「プログリット(PROGRIT)」のサービスを創業。創業3年半で生徒数は7,000名を突破。東京・横浜・名古屋・大阪に12の校舎を展開し、多くのビジネスパーソンから支持を受けている。著書に『英語学習2.0』(KADOKAWA刊)がある。
第一部:効果的な英語学習方法
岡田:皆さん、本日は宜しくお願い致します。第一部は「効果的な英語学習方法」というテーマですが、まずは、英語学習における最も重要な下記の方程式をご紹介させて頂きたいと思います。
英語学習に取り組もうとする場合、「単語をやろうかな」「瞬間英作文をやろうかな」「オンライン英会話をやろうかな」等と考えてしまいがちですが、こういったことを考えているうちは、なかなか効果的な英語学習は難しいと思っています。では、何が大事なのかというと、それは「原理原則に立ち返る」ということです。
「学習生産性(効率をいかに上げるのか)」と「投下時間(どれだけの時間を費やすのか)」。効果的な英語学習を考える上で、この2つの掛け算以外に大切なことは何もないと言っても良いくらいです。なので、皆さんにまず考えて頂きたいのは、この2つの要素です。この2つの要素が適切に繋がれば、英語力は確実に伸びていきます。年齢がどうとか基礎学力がどうとか言う人がいますが、個人的にはほとんど関係がないと思っています。この方程式に従って、キチンと英語学習に取り組めば、必ず英語力は伸びます。ここからは、学習生産性について述べていきます。
学習生産性の上げ方
学習生産性を上げるためには、ご自身の課題に応じたトレーニングに取り組むことが大切です。学習方法に唯一絶対の正解はありません。「現状」と「将来なりたい姿」は人それぞれで異なります。一番やってはいけないのが、他人の英語学習の成功例をそのまま真似してしまうこと。もちろん、それでうまくいく場合もありますが、うまくいかない場合も少なくありません。英語学習を科学的に捉える態度が大切です。
自分自身の課題に応じたトレーニングを考える上では、下記の「英会話の5ステップ」に基づき課題の特定を行っていく必要があります。
英語力を高める場合、リスニング力を高めたいのかスピーキング力を高めたいのかでやるべきことは大きく異なります。今、自分はリスニング力を高めたいのか、それともスピーキング力を高めたいのかを考えるところからまずは始めていくと良いでしょう。
まず、リスニングについて述べます。リスニングは、以下の2つのステップに分類することができます。それは、具体的には、「音声知覚」と「意味理解」です。
「音声知覚」というのは、ある音声を聞いて、その音声がなんという音なのかを知覚することです。そして、「意味理解」というのは、その音声が英語の文章としてどのような意味を持つのかを考えることです。この二つのプロセスを同時にできるようになってはじめてリスニングができるという状態に到達します。
さらにもう少し詳しく述べます。上記のスライド上に「知識データベース」という言葉がありますが、これは皆さんの頭の中にある知識のことを指します。この「知識データベース」に問い合わせをして、単語の音声データを拾ってきて、文法データ/例文データを見つけてきて理解する。このようなプロセスを通じて人間はリスニングという行為を行っています。
リスニングができていない人の多くは、「音声知覚」に頭のほとんどを使ってしまっていて、英文の意味を理解するという「意味理解」に対して頭のキャパシティーが回っていないケースが非常に多く見られます。
ビジネスの現場において、「単語はなんとなく聞こえる」「けれど、英文の意味がなかなか理解できない」という悩みを抱えている方の多くがこのパターンに該当します。
「意味理解」に頭を使うことを目指す場合、第二言語習得研究で言うところの「音声知覚の自動化」が出来るようになる必要があります。そして、そのために効果的なトレーニングとして、シャドーイングがあります。シャドーイングの詳しい方法については今回は言及しませんが、シャドーイングに徹底的に取り組むと、「音声知覚」が自動化されていきます。すると、人間は必然的に「意味理解」に頭を使うようになり、流れてきた英文の意味が理解できるようになる。つまり、リスニング力が上がるというわけです。
──(会場からの質問)シャドーイングの教材を選ぶ際の注意点は?
これは非常に良い質問だと思います。重要なことは、どんな音源でシャドーイングに取り組むのかということ。言語学的に一般的に言われているのは、自分のレベルよりも少し簡単な教材が望ましいということです。
──(会場からの質問)意味理解の力は伸ばすにはどうすれば良い?
意味理解が苦手な場合は、「多読」というトレーニングが効果的です。多読というのは、文字通り、「本をたくさん読む」ということです。このトレーニングに取り組むと、「意味理解」の力が格段に上がっていきます。人によっては、「リスニングを伸ばしたいのに、なぜリーディングの訓練をするのか」と疑問に思われるのかもしれませんが、リーディング力というのは、「文字知覚」と「意味理解」で構成されており、「文字知覚」というのは「音声知覚」と比べるとそれほど難しくはないため、リーディング力を高めるというプロセスは、「意味理解」の力を高めることに非常に効果的であると言えるのです。「意味理解」の力を上げるためには、100万語分の書籍を読むと良いと言われています。分厚い洋書の場合、6〜7万語が含まれているので、15冊くらい読み込めば、意味理解の力の向上が見込まると思います。
──(会場からの質問)短期間でTOEIC®の点数をアップする秘訣は?
一概には言えませんが、まず、TOEIC®というテストの特性を冷静に理解するのが良いと思います。TOEIC®のスコアというものを要素分解していくと、「TOEIC®スコア」=「英語力」×「慣れ」×「テクニック」±「運」になると思います。このうち、英語力については、TOEIC®スコアが400点の人は単語と文法の力が圧倒的に足りていないので、まずはこれらに集中すると良いでしょう。400点よりもスコアが高い人は、シャドーイングに取り組むと、リスニングの音声がより鮮明に聞こえるようになってくると思います。
あとは、TOEIC®で高得点を取れない人によくあるのが、「リーディングで最後まで到達しない」というパターンです。要するに、途中で時間切れになってしまうわけです。これについては、長文を読むスピードを上げるためのトレーニングが必要で、具体的には、TOEIC®の問題を使って音読をすることが有効です。目安の回数は30回。このトレーニングに徹底的に取り組むだけでリーディング力が全く変わってくる。最後に、運で50点くらいは上下するというのもまた事実です。これについては、日頃から善い行いを心掛けるなどの対策が考えられます(会場笑)。
スピーキング上達の方法
スピーキング力を高める上では、「概念化」「文章化」「音声化」の3つのプロセスが重要です。何を言おうか考えることが「概念化」。それを英語の文章にしていくのが「文章化」。「文章化」が終わったら、最後は「音声化」のプロセスに入ります。これらでスピーキング力というものが成り立っています。
大切なのは、ご自身のスピーキング力は何が原因となって「理想の状態」と比べてギャップがあるのかということを正確に把握することです。この中で、多くの人にとってボトルネックとなっているのが「文章化」です。ここに時間がかかってしまう方が非常に多いです。この悩みを抱えている方には、「口頭英作文」というトレーニング方法がおすすめです。これは、日本語を見て、一瞬で英文に変換するトレーニングです。要するに、日本語が書いてあるので、既に概念化してくれている文章を瞬時に「文章化」するわけです。文章化にフォーカスしたトレーニングとして、非常に効果的です。
ただ、当然ながら、そもそも「知識データベース」が足りていない人はどんなトレーニングをやってもほとんど効果はありません。面白味のない話にはなってしまうのですが、単語や文法といったベースとなる知識量は明らかに重要です。このことは常に意識しておいてください。
──(会場からの質問)英会話スクールに通学するのは意味がある?
まず、英会話レッスンというものを、俯瞰して考える必要があると思っています。英会話レッスンは、いわば練習試合のようなものです。ある物事の上達を目指す場合、練習に加えて、練習試合に取り組むことが必要です。練習というのは、「単語を覚える」「文法を覚える」「多読をする」といったことです。このような練習にきちんと取り組んだ上で、練習試合である英会話スクールのレッスンを受けると、それは非常に効果的だと思います。ちなみに、言語学の世界においては、インプットとアウトプットの割合はどれくらいが良いのかというと、9:1もしくは8:2の比率であると言われています。要するに、大量のインプットと少量のアウトプット。これが一番効率の良い学習であるとされています。
──(会場からの質問)リーディングのおすすめの勉強法は?
リーディングについては、どんなレベルの教材をリーディングするかが本当に大事です。意味理解の力を伸ばしたい、スピーディーにリーディングが出来るようになりたいのであれば、簡単な教材でリーディングをするということが本当に大事です。どうしても難しい教材を読みたくなると思うのですが、The New York Times、BBC News、The Economistのような難しい単語や構文が多い文章を教材に選んでしまうと、「意味理解」の力が上がっていかない。「意味理解」の力を上げるには、簡単な文章で良いので、左から右に一切止まらずに「大量の英文を読みまくる」ことが大切です。もちろん、上記の難易度の高い文章を読んで全く意味がないかというと、決してそんなことはありません。目的が違うのです。これは「知識データベース」を増やしていることに繋がります。単語の勉強をするために難しい教材に挑戦するのは全く問題ないです。ただ、目的と手段を履き違えないようにすることが大切だと思います。
──(会場からの質問)ディクテーションには効果があるのでしょうか。
効果はあると思います。ディクテーションというのは、英語の音声を注意深く聞いて、一言一句書き起こす行為ですが、「音声知覚」を鍛えるという点では非常に意味があると思います。それに、自分の「音声知覚」の能力を知るためにもディクテーションという作業は非常に有効です。
──(会場からの質問)投下時間について詳しく教えてください
英語学習は、学習生産性を高めることに加えて、学習をいかに継続するかが非常に大切です。ただ、難しいのが、英語力というものは線形的には伸びていかないということです。
要するに、グッと上がったり、停滞したりして、停滞と伸びを繰り返しながら英語力というのは伸びていきますので、いかにして停滞期を乗り越えられるかが非常に重要で、そのためには、短期間で集中的に英語学習に取り組む必要があります。人間は、3ヶ月間は頑張れるものです。その成功体験を持って、3ヶ月集中して英語学習に取り組む。とはいえ、3ヶ月でもなかなか英語学習を続けることは難しいと思います。そのために重要なことが3つあります。それが下記の3点です。
1つ目ですが、適切な目標を設定しないと、英語学習を継続することはきわめて難しくなります。適切な目標を設定するために知っておくべきものとして、MACの法則(Measurable:測定可能性/ Actionable:行動可能性/Competent:適格性)があります。大切なことは、自分自身が心から信じている目標でないと、多くの場合、挫折してしまいがちであるということ。これは必ず意識しておいてください。
2つ目ですが、「自分が納得した方法で取り組む」です。目標設定が明確であるにもかかわらず英語力がなかなか伸びない人は、「もっと良い勉強法があるのではないか」「もっと良い参考書があるのではないか」といったある種の浮気心を抱いてしまいがちです。これは、自分が最初に学習方法の正しさを納得し切れていないのです。「これで本当に伸びるのか」ということを、英語学習を開始する前に納得できていない。それゆえ、途中で浮気したくなるわけです。
弊社では、上記の表を作成し、個別課題に基づいた「納得のいく」学習方法を見つけてから英語学習を始めることが重要であると考えています。
最後に3つ目ですが、「成長を可視化・客観視する」です。成長実感がないと、なかなか学習を続けられません。それゆえ、成長実感を自分自身に適切な方法で感じさせることが大切です。では、そのためにはどうすれば良いのか。一つは、試験の活用です。ただし、TOEIC®は2ヶ月に1回しか行われませんし、有料なので、そこまで頻繁には受けられないケースもあるかと思います。その場合、もう一つの方法として、中間指標を活用することが考えられます。
第二部:プログリットの説明
以上が効果的な英語学習方法についてです。ここからは、プログリットについて簡単に説明させて頂きたいと思います。
まず、プログリットは一般的な英会話スクールではなく、英語コーチングサービスです。プロのコンサルタントのコーチングとテクノロジーの活用によって、学習生産性と投下時間を最大化することに大きな特徴があります。毎週のカウンセリングでは、目標をヒアリングし、テストを実施することで、プロのカウンセラーが英語力を分析し、パーソナライズしたカリキュラムを作成します。
「1日3時間×3ヶ月」プログリットでは、これをやり切って頂くための仕組みを用意しています。まず、毎日のチャットサポート。これはかなり濃密な頻度のチャットでサポートさせて頂きます。
また、週1回の頻度で対面もしくはオンラインでコンサルティングを行います。必要に応じて、カリキュラムの修正を実施します。さらに、進捗テストも実施します。毎週、スケジュールを事前に記入頂きます。具体的には、何時何分に何をやるのかを1週間ごとに決めてチェックしていきます。
卒業後は、一年間の学習計画を無償提供しています。
また、プログリット受講生が集まるイベントをやっています。現在は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、オンラインでイベント開催しています。
また、こちらは、ご参考までにということで、TOEIC®スコアの伸びの平均です。
ご覧の通り、プログラム開始時のレベルに関わらず、大幅な英語力向上を実現しています。プログリットでは、どのようなレベルの方がいらっしゃっても、英語力の底上げが可能な体制を用意しています。
第三部:Q&Aセッション
ここからは、皆さんからのQ&Aについて答えていきたいと思います。
── プログリットと他社との違い
これはどちらが良いということではないのですが、プログリットは決して楽なプログラムではありません。しかし、我々は学習の効率性を上げるということに対して決して妥協しないし、どうすれば皆さんの英語学習への投下時間を上げられるのかを日々検証しながら磨いて高め続けています。それゆえ、どんなお客さまが来られても、学習の効率性と投下時間を高めることができる点がこだわりですね。その点については、他社さんに絶対に負けないところだと自負しています。
── コンサルタントと相性が合わなかった場合の対応
大前提として、お客様とコンサルタントの性格の相性が合うようにマッチングする仕組みがプログリットには用意されています。具体的には、性格データを使って、多くの確率で相性が合うような仕組みを構築しています。ただ、当然ながら、100%の確率で相性が合うわけではない。これもまた事実なので、それを踏まえ、コンサルタントの変更については柔軟に対応させて頂いています。実際には、カウンセラーにご連絡していただくのも大丈夫ですし、店舗にお電話頂いて責任者にご連絡頂いても良いです。また、カスタマーサポートもあります。どんな形であれ、プログリットにコンタクトして頂ければ、お客様にあったコンサルタントを再度提案させて頂きます。
── 変なことを聞いてしまうのですが、自分を適切に律することができればプログリットは必要ないのでは?
おっしゃるように、自分自身で英語学習をやり切ることができれば、それがまさに理想だと思います。しかし、同時に、これは決して簡単なことではないと思います。それに、自分自身の課題に対して、自己認識とプロが見た場合の認識が異なる場合も多いので、自己流で英語学習を進めていくと思わぬところで「落とし穴」にはまってしまうことも少なくありません。これらを踏まえ、必要がないのであれば勿論それで良いでしょうし、必要なのであればプログリットをご利用頂ければ良いと思います。
── 発音のトレーニングはどのタイミングでやるべきか。
明確な基準を申し上げられなくて若干恐縮なのですが、多くの場合、日本人の発音というのは決して良くはないのですが、「それでも意外と通じる」という側面もあるので、英語学習の優先順位としてはそこまで高くないという考え方があります。ただ、発音が悪くて話の内容が伝わらないのであれば、それは明らかに改善する必要があります。『英語耳』という本があるのですが、この書籍はおすすめです。地道にプラクティスしていくと、徐々に発音は良くなっていくと思います。
── どんなコースが用意されていますか?
プログリットでは、「ビジネス英会話コース」「TOEIC®L&R TESTコース」「TOEFL iBT®TEST / IELTSコース」をご用意しています。一番多くご受講頂いているのは、ビジネス英会話コースです。
参考:https://www.progrit.co.jp/course/
── TOEIC®950点を超えた後、満点を狙うには、どうすれば良いか
私自身、TOEIC®満点ではない(編集部注:岡田代表のTOEIC®スコアは985点)という前提でお話させて頂きますが、TOEIC®においては文法問題で知らないものがあれば、絶対に満点は取れないので、そこを完璧にするために「とにかく文法問題のトレーニングに取り組む」という方法は一つあるかなと思っています。あとは、模試を徹底的にやることですね。文法と模試に集中すると、満点に近づくのではないかと思います。
── 日本人の英語力が低い原因は?
これに関しては2つあります。1つは、文法ばかり勉強していることです。これでは、当たり前ですが、英語が話せるようにはなりません。例えば、フィリピン人の母語はタガログ語ですが、学校の授業では歴史と国語以外はすべて英語で授業を行っています。このように「とにかく英語でやる」ということで、フィリピン人はほぼ全員英語を喋ることが出来ています。
2つ目は、学習時間が少なすぎることです。率直に言って、週1〜2時間の英語学習で英語が話せるようになるわけがありません。韓国や中国の英語学習の量を見ると、圧倒的に学習の絶対量が違うことがわかります。これはスピーキングが授業に入ったからといって、解決する類の問題ではないと思っています。
── どうしてプログリットを設立されたのですか?
シンプルにいうと、大人の英語学習領域でイノベーションを起こすことができれば、日本を変えられるなという確信があったからです。もう少し具体的に言うと、「日本の英語学習のやり方をコーチングというメソッドを使えば変えられる」と4年前に確信したのです。でも、それが本当にできるかどうかが当時はわからなかったので、「それを自分自身の力で証明してやろう」と思って、プログリットを創業したというのが直接的な起業のきっかけです。
執筆者:勝木健太
1986年生まれ。幼少期7年間をシンガポールで過ごす。京都大学工学部電気電子工学科を卒業後、新卒で三菱UFJ銀行に入行。4年間の勤務後、PwCコンサルティング、有限責任監査法人トーマツを経て、フリーランスの経営コンサルタントとして独立。約1年間にわたり、大手消費財メーカー向けの新規事業企画/デジタルマーケティング関連のプロジェクトに参画した後、大手企業のデジタル変革に向けた事業戦略の策定・実行支援に取り組むべく、株式会社And Technologiesを創業。執筆協力として、『未来市場 2019-2028(日経BP社)』『ブロックチェーン・レボリューション(ダイヤモンド社)』などがある。